藤沢市は2016年中の自転車交通事故における死者数が県内最多の4人となり、5月1日付で「自転車交通事故多発地域」に指定された。
これは神奈川県交通安全対策協議会が指定するもので、自転車交通事故の割合が県内平均より3ポイント以上高い、または死者数が2人以上のいずれかに該当する16地域を事故多発地域としている。
市内の16年中の全事故発生件数は、1293件。このうち自転車事故は300件を占め、構成率は23・2%だった。自転車事故件数は年々減少しているものの、前年同様、相模原市中央区に次いで最多2位、死者数は最多となり、3年連続8回目の指定を受けた。
今年1月から3月末までの藤沢警察署管内での自転車事故件数は、前年比47件増の79件。一方、藤沢北警察署管内では前年から4件減少の28件だった。市内全域では前年から1・68倍の43件増に転じ、107件となった。
藤沢署によれば、今年の自転車事故の8割は出合い頭や交差点の右左折時、交差点付近で発生しているという。「自動車に対しては弱い立場の自転車も、歩行者にとっては怖い存在。少しの思いやりで防げる事故も少なくないので、まずは自分の交通マナーから見直して」と呼び掛けている。
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