藤沢商工会議所青年部の有志が開発した「トマトと豚のふじさわカレー」が2017年度「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の2部門で部門賞を受賞した。藤沢の特産品を使用し、約半年がかりで開発。関係者は「ぜひ食べてみて」と呼びかけている。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は地域の将来を支える名品とその市場開拓を支援するもの。同商工会議所青年部の有志は、市内外に藤沢ブランドを発信する取り組みが評価され「ふるさとカレー部門賞」を受賞。また、商品開発に至るまでの有志の父親らの活動が認められ「モテパパサポート部門賞」を獲得した。
完成まで約10回の試作を行い、味だけでなく、パッケージ、ネーミングにもこだわり、試行錯誤。藤沢産のトマトと豚肉を100%使用し、ワインにも合うレトルトカレーに仕上げた。昨年9月の商品化から約2千個が完売したという。
さらにおいしく改良
今年1月には、コクを深め、トマトの味をより強く、豚肉のうまみをさらに出そうと、商品を改良。今後は藤沢の土産品として市内外にPRし、レシピを市内飲食店に広め「ご当地カレー」として藤沢の名産品化にも取り組んでいく。
5月26・27日に市民会館周辺で行われる産業フェスタでは約2千個販売する予定 (1個600円)。青年部の篠原俊哉さんは「リニューアルして、さらにおいしくなったカレーをぜひ食べて」と話した。
「地元を盛り上げたい」
青年部の有志は、花屋、酒屋など多業種の地元を盛り上げたいと地域支援を推進している父親らで結成。今回の受賞に関して青年部の篠原俊哉さん=写真右=は「地元藤沢の農業や畜産業を皆さんに知ってもらえるきっかけになってうれしい。東京五輪に向けて、ふじさわカレーを名産として広めていけたら」と話した。
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