海老根靖典市長(56)の任期満了に伴う藤沢市長選が来年2月5日告示、12日に投開票が行われる。
12月7日現在で正式に出馬を表明しているのは鈴木恒夫神奈川県議会議員(61)のみで、無所属で出馬する意向を示している。現職の海老根市長は正式な出馬表明はしていないが、支持団体などの講演では事実上の出馬の意思を示している。
選挙へ向け、候補者擁立や支持など市議会各会派でも慎重に協議が進められている。
第一会派の民主・社民ネットは「社民としての擁立はないが、会派としては100条委員会が落ち着いてから方針を決めたい」とし、民主では「現在、関係者と協議を進めている。12月中に何らかの方向性を示したい」と話す。
第二会派のふじさわ自民党は「団としてこれから協議する」としている。
公明は「現時点でのコメントは控えたい」と語った。
市民グループ「平和な民主藤沢市政をつくるみんなの会」から毎回候補を立ててきた共産党は「今回も擁立する方向で進んでいるが、保守を含めた共同の候補者を模索している」とした。
みんなの党では「独自候補を立てたいが、厳しい場合は政策で判断したい」と話している。
前回選挙は36・25%
無所属5人の争いとなった前回選挙の投票率は、3人が出馬した04年の31・33%を4・92ポイント上回ったものの36・25%と低調な結果に終わった。
開票の結果、海老根氏が4万4869票を獲得して初当選を果たしたが、星野剛士氏と一進一退の攻防が展開された。大勢が判明したのは午後11時過ぎ、2849票という僅差で海老根氏が勝利を手にした。
|
<PR>
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|