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震災1年 災害時の地域医療や放射線など 「防災の第一歩は知る事」 3月24日 藤沢の医療を考える集い
藤沢市医師会(武内鉄夫会長)主催の第6回「藤沢の医療を考える集い」が3月24日(土)、藤沢市民会館小ホールで開催される。東日本大震災から1年。今回は「藤沢の災害医療を考える」をテーマに、2部構成で企画されている。同実行委員長の小竹伊津子氏に話を聞いた。
―今回の企画意図は
震災の記憶を忘れないうちに、災害時における地域医療の現状を伝えたい。これを機に市民の皆様が、平常時からどんなことに備えておくべきか、「減災」に対する啓発ができれば。
―集いの具体的な内容は
第1部では、JMATの参加医師からの話。震災直後から被災地に赴き、医療活動に携わった地元医師が震災時の現地の状況を話す。震災の経過などを知ることで、藤沢市で大地震や大津波が発生した時の各自の対処法や行政、医療機関の対応を理解してほしい。
また、第2部では聖マリアンナ医科大学放射線科の中島康雄教授を講師に招き、「放射線被ばくと健康被害」と題した特別講演を実施。「そもそも放射線とは」から「被ばくとは」について、一般の方に分かり易い講演。放射線についての話をまとめて聞ける機会になるのでは。
―行政らと連携しながら地域医療を守る立場の医師会としては、どのような活動をしているか
震災時災害医療と一般的な救急医療との違いは、前者は瞬時に多くの患者が発生するという事。医師会では市内13カ所の救護病院を災害時に設定している。災害時には効率良く医療を展開するのが理想。医師会の災害対応と共に紹介する。
―市民へメッセージを
東日本大震災では、地震・津波と想定外が重なり、「防災」の難しさに直面した。この経験を活かしたい。改めて避難路、避難所の確認と自分や家族の健康状態、疾患、内服薬などの把握から「減災」を提案する。短い時間だが、大切な情報を提供するので、ぜひ多くの人に参加してもらいたい。
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