ロンドン五輪競泳男子200m平泳ぎ銅メダリストで、藤沢市出身の立石諒選手に、藤沢市は「藤沢市市民栄誉賞」を授与した。9月7日、市役所本館ロータリーで行われた贈呈式には約500人の職員や市民たちが詰めかけ、立石選手を祝福した。
当日は立石選手が会場に姿を現すと大きな拍手に包まれた。壇上に上がり、ポケットから取り出した銅メダルを自らの首に下げると歓声が起こっていた。
立石選手は「住み慣れた藤沢からこのような賞をもらえて嬉しい。競技生活を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを泳ぎで伝えたいと思っていた。まだ夢があるので、競技環境を整えて、これからも水泳に精進していきたい」とあいさつした。
賞状と花束を手渡した鈴木恒夫市長は「藤沢の歴史に長く栄誉として残る銅メダルだと思う。市民に元気と誇りを与えてくれ感動した。今後はぜひ地元のイベントなどにも参加してもらえたら」と話した。
立石選手が3人目の受賞
同栄誉賞は五輪など世界的規模の大会で顕著な成績をおさめ、広く市民に明るい希望と誇りを与え、藤沢市の名を高めた人に贈られる。過去には2008年9月に、北京五輪ソフトボール金メダリストの山田恵里選手、北京パラリンピック自転車競技で金・銀・銅メダルを獲得した石井雅史選手にそれぞれ贈られており、立石選手が3人目。
立石選手は藤沢市出身。鵠沼小、藤沢第一中、湘南工科大学附属高校卒業。ロンドン五輪200m平泳ぎ決勝では、五輪3連覇を目指した北島康介選手を0・06秒差の僅差で退け、2分8秒29のタイムで3位に入り念願の銅メダルを獲得した。
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