藤沢市サッカー協会(山口幸雄会長)が設立から60周年を迎え10月19日(土)、市民会館で記念式典を行う。サッカーの普及や、振興を目的として活動する同協会。式典当日には、姉妹都市・松本市との交流試合も行われる。
藤沢市サッカー協会は、藤沢市蹴球協会として1953年4月に設立された。主な活動は大会の企画や運営などで、市内の大会に限らず、71年から姉妹都市の長野県松本市との定期交歓会(13年に第43回大会開催)、72年からはJC杯(同40回)や日韓国際親善少年サッカー大会(2002年まで)など、県外や海外との交流を重視した大会なども積極的に行っている。現在の名称となったのは74年。
現在は中学校や高校の部活動やフットサル、少年や女子、社会人など247チーム、約5100人が所属している。
同協会によれば、藤沢市は県内でもサッカーの競技人口が多く、強豪の部類だという。出身選手では、現在大宮アルディージャでプレーする和田拓也選手(明治SSS、藤沢西高)のほか、95年に浦和レッズで日本人初のJリーグ得点王に輝き「ミスターレッズ」とも呼ばれた福田正博選手(大庭FC、大庭中)らが知られている。
同協会は「今後は、近年聞くことの多い、指導者の体罰などによるスポーツへの不安を解消するため、モラルの向上を図る。また市内には優秀な女子選手が多いこともあり、現在手薄な女子チームへの対応を進めていきたい」とした。
松本市との交流試合も
同協会の創立60周年コンセプトは、「世代をこえて、地域スポーツのさらなる広がりを!」。記念式典と合わせて10月19日(土)と20日(日)には、松本市から小学生のチームを招き、藤沢市内の小学生選抜チームと交流試合を行う。
式典には市内の行政・教育関係者のほか、市体育協会の加盟団体、近隣自治体のサッカー協会、松本市の交流チームスタッフなど、約150人が参加。同協会の歩みの紹介や感謝状の贈呈などが行われるほか、市内のチームの写真資料なども展示される。小野隆弘式典実行委員長は「協会のコンセプトはJリーグと同じく、地域に根差した活動。たくさんの人の協力があってこそ、ここまで来られた」と語った。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>