関東高校女子サッカー選手権大会の県予選決勝が9月29日に行われ、藤沢清流高校が初優勝。11月2日から行われる関東大会に出場する。
強豪の10連覇阻み初優勝
藤沢清流高校(浅野英治校長)女子サッカー部が9月29日、第22回「関東高等学校女子サッカー選手権大会」の神奈川県予選決勝で、初優勝した。10連覇を狙っていた湘南学院高校(横須賀市)を決勝で制し、16チームの頂点に立った。
決勝は、0対0で迎えた延長戦で、主将の梶原絵那選手がコーナーキックを直接ゴールし先制。その後同点とされたものの、PK戦を4対2で制し、勝利した。同校は11月2日から行われる関東大会で、16チーム中6チームが獲得できる、全国大会の出場権を狙う。
焦点は全国
同校女子サッカー部は県内でも強豪として知られており、新人戦や高校総体などの県大会では、優勝候補の一角として頂点を競っていた。2012年に出場した関東大会では、ベスト4に進出している。
前身の大清水高校から約10年間、選手たちの指導を行っている渋谷俊和監督によれば、当初は湘南学院に全く歯が立たなかったという。試合を重ねるたびにチームの弱点を見つめ、「当り前のことを当たり前にやる」ことを意識して克服。「清流サッカー」として、各選手が持ち味を生かし主体的に動く全員サッカーを目指してきた。
梶原主将は「これまで優勝に手が届かなかったからこそ、今の自分たちがある。今度こそ、全国大会まで勝ち進みたい」と語った。
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