雪空の中行われた、２０１３年の成人式の様子
２０１４年の藤沢市成人式が１月13日（月）、藤沢市民会館で行われる。今回の式のテーマは「心〜『心』を胸に、飛翔〜」。時間は午後１時30分（１時開場）から３時まで。雨天時は早まる可能性あり。14年の新成人は４０３４人で、13年よりも76人増えた。主催は成人式実行委員会（兒島玲生（こじまりょう）実行委員長）、藤沢市、（公財）藤沢市みらい創造財団。
式に先立って行われるオープニングイベントでは、今回藤沢市成人式に初めて登場する「藤沢鳶職連合会」による木遣りやはしご乗り、纏（まとい）振りなどの演技が披露される。実行委員会が「新成人たちに、日本の伝統文化を見てもらいたい」との思いから企画し、同連合会の協力で行われる。
第１部の式典では、鈴木恒夫市長や高橋八一市議会議長から励ましと祝いの言葉が贈られるほか、明治児童合唱団による市歌斉唱などが予定されている。
記念事業が催される第２部は、鵠沼高校マーチングバンド部の演奏で幕を開け、「賞品をもらうのは…今でしょ！」と題した抽選会を実施。当選者に贈られる賞品は、市内企業の協賛による招待券や商品など。実行委員会によれば、この企画は地元藤沢の魅力を再発見してもらうとともに、新成人と企業を結びつけることで、地域経済の活性化を促すことが狙いだという。
続いて、市内中学校の協力による、当時の学年主任や担任教諭の写真とメッセージを集めたスライドショー「あの日出会ったことを僕たちは忘れない」も披露。また、各中学校から集められた寄せ書きも、会場内に展示される。
テーマとして掲げられた「心」は、実行委員会で話し合って選んだもの。兒島実行委員長は「感謝、優しさ、愛、志などの大切な言葉の中には、『心』という漢字が含まれている。シンプルな１字の中にも様々な意味が込められており、新成人の皆には、この言葉を胸に新たなスタートを切ってほしい」との思いから決めたと話す。
14年の新成人は、１９９３年４月２日から94年４月１日生まれの４０３４人（２０１３年11月１日現在）。男性が２０９０人で、女性は１９４４人。【関連＝人物風土記】
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