神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2014年4月11日 エリアトップへ

新江ノ島水族館 海の魅力伝え10年 旧「江の水」から60年の節目

社会

公開:2014年4月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
10年の軌跡を振り返る写真展と展示に見入る親子連れの来場者
10年の軌跡を振り返る写真展と展示に見入る親子連れの来場者

 「えのすい」の愛称で親しまれている新江ノ島水族館(片瀬海岸・堀由紀子館長)は4月16日(水)、全面リニューアルから10周年を迎える。7月には、前身となる「江の島水族館」の開館から60年と節目の1年になる。

 旧江の島水族館は、日本の近代的水族館第1号として1954年に誕生し、日本初のイルカショーを実施した水族館としても知られている。2004年には老朽化した建物の改装のため、50周年を機にリニューアル。それまで国道134号線を挟んで建っていた「水族館」「マリンランド(水族館2番館)」「海の動物園」を統合し、来場者がスムーズに見学できるようまとめた。

 新江ノ島水族館はその飼育や繁殖、展示などのノウハウを継承。12年6月には世界で初めて飼育下5世のイルカ繁殖に成功したほか、クラゲについては世界に先駆けて大規模な展示を行い、国内外の水族館に飼育・展示技術を提供するなど、広い分野で実績を上げている。年間平均130万人が訪れ、13年9月にはリニューアル後の来場者数1300万人を達成した。

 展示の特色は、目下に臨む相模湾の生物を多く紹介していること。イワシなど食用の魚も展示し、子どもが本来の魚の姿を学べるよう配慮しているという。

複数の記念イベント

 新江ノ水では現在、過去10年間の歴史を写真でたどる企画展「えのすいの10Years展」を開催している。また「誕生日」の16日に合わせて、ウミガメの観察・紹介専用施設「ウミガメの浜辺」を新規オープンするほか、世界初の試みとして、地元名産のシラスの展示水槽も新設するとしている。

 同館は「10年間多くの方にご来場いただき、ただ感謝の一言。『また行こうね』と言ってもらえる水族館を目指し、努力を続けていきたい」と話している。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

初公開の立体・版画も

市アートスペース

初公開の立体・版画も

彫刻家夫妻の人生たどる

4月26日

築いた功績、次代へ

新江ノ島水族館

築いた功績、次代へ

堀由紀子名誉館長しのぶ

4月26日

「魔の7歳」どう防ぐ

小学生の交通事故

「魔の7歳」どう防ぐ

警察署「危険箇所共有を」

4月19日

湘南を遊び尽くせ

Locomo代表、栗原さん開発

湘南を遊び尽くせ

アプリで地域情報発信

4月19日

各市街地で軒並み上昇

市内公示地価

各市街地で軒並み上昇

住みやすさとブランド影響

4月12日

湘南がプレーオフ進出

プロバスケB3リーグ

湘南がプレーオフ進出

決め手は得失点差「1」

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook