日大藤沢高校女子ソフトテニス部の石井美有さん(3年)と森瑞貴さん(2年)が、6月26日から札幌市で始まる「ハイスクールジャパンカップ」のダブルス戦に県代表として出場する。全国の強豪68校の頂点を目指す。
「間違いなく神奈川県のエース」と石井匠監督が太鼓判を押す2人。昨年8月からペアを組み始め、インターハイの県予選で優勝。国体候補選手にも選出され、県高体連のランキングは1位(6月20日現在)になる。4月に行われた予選でも、強豪校を退けて出場切符を勝ち取った。
同カップは、原則、各都道府県から男女各シングルス1人、ダブルス1ペア(北海道は南北で8組)しか出場ができない「難関」と呼ばれる大会。同校はこれまで6回出場しているものの、優勝はしていない。
チームのキャプテンも務める石井さんは「自分たちのテニスをすれば戦えると思う。日本一を目指して頑張りたい」、初出場の森さんは「大きな大会に出場できて嬉しい。目標は全国制覇」と、初優勝へ強い意気込みを語った。
同ペアの強みは、試合の中で変える陣形の多彩さにある。基本的にネットの近くでプレーする「前衛」、後ろでプレーする「後衛」と役割が分かれるソフトテニスだが、同ペアは決まった型を持たない「多陣形」が特徴。石井監督は「スタイルを貫き全国で戦ってほしい」とエールを送った。
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