メンバーや学生ボランティアの介助を受け、会話を楽しみながら仲見世通りの坂道を登る参加者
藤沢湘南ライオンズクラブ（林裕之助会長）は10月９日、車いすを利用する高齢者らを対象とした江の島見学会を開催した。
８回目の今年は、市内福祉施設の入所者に加え、公募で集まった自宅介護者など28人が参加。同クラブのメンバーやサービス介護士の資格を持ち、観光を学ぶ東洋大学の学生の介助を受けて、島の頂上を目指した。
頂上ではそれぞれがサムエル・コッキング苑を散策、展望灯台シーキャンドルに上り、記念撮影をするなど満喫していた。また、江島神社の宮司による健康祈願も受けた。公募で参加したという女性は「自分では来られないので諦めていたが、来られてよかった。若い人たちと楽しく過ごせてうれしかった」と笑顔をみせた。
林会長は「江の島は五輪会場にも決まったので、こうした活動が広がり江の島のバリアフリー化につながれば」と話した。
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