「どなたでも楽しめるよう工夫しました」と担当職員の細井さん
藤沢市が設置を計画していた「藤澤浮世絵館」（辻堂神台２の２の２ココテラス湘南７階）が７月16日（土）に開館する。
この施設はこれまで市が所蔵し、市民の目に触れる機会が少なかった２０００点に及ぶ浮世絵や絵草子などの資料を公開することで、郷土史を学んでもらおうと開設されたもの。展示は藤沢宿や江の島など、江戸から昭和初期までに描かれた作品を１カ月半ごとに入れ替えていく。絵を額縁に入れることで間近で鑑賞でき、絵の背景にまつわる解説付きのビデオ上映や実際に遊べる双六を設置するなどの工夫も施される。
開館記念イベントとして12月４日（日）まで、「絵師たちに愛された藤沢 北斎・歌麿・広重・国貞」と題した展示が３期に分かれて開かれる。藤沢宿や江の島など４つのコーナーごとに絵師の代表的な作品が鑑賞できる。入館無料、月曜日休館。開館時間は午前10時（16日は午後１時）から７時。
問い合わせは同館【電話】０４６６・３３・０１１１へ。
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