藤沢市は8月25日、セブン&アイ・ホールディングス傘下のコンビニなど3社と包括連携協力協定を締結した。「シティプロモーション」「高齢者支援」「健康寿命日本一」をテーマに地域活性化などを目指す。
藤沢市と企業との包括協力協定締結は、今年4月の東京ガス(株)神奈川西支店と東京ガスライフバル湘南の2社以来4例目。(株)セブン‐イレブン・ジャパンと(株)イトーヨーカ堂、(株)ヨークマートの3社と地方自治体との間で包括協定が結ばれるのは神奈川県内では初、全国で2例目となる。市内で63店舗を展開し、1日述べ8万6千人の利用客を有する3社はこれまで、「広報ふじさわ」の配架や果樹品評会での協力など、個別分野で市と連携を行ってきた。今回の協定締結は、協働関係を継続的に進めることを目的に、3社から市へ提案されて実現した。
まずシティプロモーションの一環とし、「キュンとするまち。藤沢」の公式マスコットキャラクターのふじキュン♡がモチーフの電子通貨nanacoカードを市内のイトーヨーカドー2店舗で9月13日(水)から、市内58店舗のセブンイレブンで10月以降販売する(5000枚限定)。
また、高齢者支援事業として、イトーヨーカドー藤沢店で9月1日(金)、民間商業施設では初の認知症カフェを開催。認知症当事者や家族、関心のある人などが自由に語り合い、繋がりを持つ場として、今後も継続していく方向で協議を重ねるという。
さらに、イトーヨーカドー湘南台店とヨークマートでは健康づくりや食育推進への協力として、9月13日(水)から17日(日)まで健康レシピや学校給食メニューの実演や紹介を行う。
8月25日に市役所で行われた締結式で、鈴木恒夫市長は「『湘南の元気都市』を目指して市が進めているマルチパトナーシップの共通認識のもと、各社が地域でできる役割を担ってもらい、Win―Winの関係を築きたい。住みよい藤沢をともに作っていければ」と話した。
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