藤沢市の2018年成人式が1月8日(月)、藤沢市民会館で行われる。今年は男性2234人、女性2064人、計4298人(昨年11月1日現在)が新たに成人を迎える。昨年の4135人と比べ、163人増加した。
成人式は新たに成人する若者を祝福し、社会人としての自覚を促すほか、旧友との再会の場を提供することを目的に行われている。今年は新成人8人が実行委員となり、「大人の階段登りかけの7300段」をテーマに行う。
式はオープニングイベントとして、実行委員会による制作映像を上映し、第1部の式典では、鈴木恒夫市長や来賓などから門出を祝う言葉が贈られる。
第2部では、ユーチューブで総再生回数2500万回を突破したエンターテイメント集団「Team Black Starz」がダンスパフォーマンスを披露。スマートフォンを利用した「地元愛あふれる藤沢クイズ」も行う。同委員会が問題を考え、正解数をその場で算出し、中学校別に発表するという。
今年はSNSを活用し式当日に向け情報発信に力を入れてきた。ツイッターでは、式までのカウントダウンを、インスタグラムでは、新成人の抱負や夢をスケッチブックに書き、思い出の場所で撮影した写真を投稿。ユーチューブでは、20年の歩みをテーマにしたドキュメント映像を発信してきた。
同委員会の巽(たつみ)菜緒委員長(=人物風土記で紹介)は「意見をたくさん出し合い全力を注いできた。誰もが思い出に残る式にしたい」と語った。
出生時の1997年4月から98年3月の出来事としては、藤沢郵便局の落成式や秩父宮記念体育館の改装などがあった。
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