かつて東急ハンズの1号店が営業していた商業施設「藤沢プラザ本館」(鵠沼東)が5月いっぱいで閉鎖することが明らかになった。現在入居しているテナントも同月末までに全て撤退する。関係者によると現在の建物は解体し、その後マンションを建設するという。
建物は地下1階、地上5階建て。現在地下1階と3階にテナントは入居しておらず、残りのフロアにユニクロや音楽教室、マンションギャラリー、藤沢市の関連施設、屋上にテニスコートがある。ユニクロの営業は5月6日まで。他のテナントも順次閉店する。
前身の「東急プラザ」には1976年にホームセンター「東急ハンズ」の1号店が開店。30年来市民に親しまれたが、2006年に閉店した。その後複数の事業者が出店していたが、建物が老朽化していたこともあり、近年はテナントが埋まっていない状況だった。
同館に隣接していた藤沢プラザ南館は現在、相鉄不動産など3社共同でマンション開発を進めており、同社によると本館の解体後も同様にマンションを建設する計画という。完成時期や総戸数など詳細は未定。
19日、同店に買い物に訪れていた鎌倉市在住の40代女性は「よく利用していたのでショック。不便になる」、近所に住む60代の男性は「馴染みのある建物だし、寂しくなるね」と話した。
一方、藤沢駅周辺では再開発が進んでおり、マンション建設が相次いでいる。市の人口は増加傾向にあり、昨年4月には家族層の転入増で43万人を突破した。
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