神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2020年2月28日 エリアトップへ

藤沢市予算案 子育て・五輪などに重点 一般会計は前年並み

政治

公開:2020年2月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

 藤沢市は19日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比ほぼ同規模で0・6%減の1480億5600万円。市長選の実施に伴い、義務的経費や継続事業を中心とした骨格予算としつつ、子育てや教育環境の充実、五輪関連事業の推進、災害対策などに重点を置いた。

 歳入では、全体の5割強を占める市税が0・1%増の818億7300万円。個人市民税が4・8億円、固定資産税が2・7億円伸びる一方、法人市民税が8・5億円減少する見通し。

 市の借金にあたる市債は、分庁舎の整備や善行市民センターの改修など大型事業が一段落し、前年度比51・8%減の43億3700万円。貯金にあたる財政調整基金は16億円取り崩す。

 歳出では、人件費・扶助費・公債費を合わせた義務的経費が4・4%増の809億5700万円。特に社会保障関連の扶助費が10億9600万円増の430億3000万円に膨らんだ。

 事業別では、法人立保育所運営費等助成事業費に23億3800万円を計上。また、市内初の病児保育施設新設補助費を含む施設整備助成費として、2億8800万円を盛り込んだ。

 五輪開催準備関係事業では、聖火リレーの開催や事前キャンプの受け入れなどで4億7500万円を計上。津波ハザードマップの改定や洪水・土砂災害・高潮ハザードマップの作成など防災設備等整備事業費には2億3200万円を充てた。

 藤沢駅周辺の再整備については昨年度北口ペデストリアンデッキ改修が完了。20年度は東西地下通路の再整備に着手する。このほか、南北自由通路の拡幅に向けた基本設計、賑わい創出に向けたエリアマネジメント運営支援など、10億1700万円を計上した。

予算案を説明する鈴木市長
予算案を説明する鈴木市長

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

初公開の立体・版画も

市アートスペース

初公開の立体・版画も

彫刻家夫妻の人生たどる

4月26日

築いた功績、次代へ

新江ノ島水族館

築いた功績、次代へ

堀由紀子名誉館長しのぶ

4月26日

「魔の7歳」どう防ぐ

小学生の交通事故

「魔の7歳」どう防ぐ

警察署「危険箇所共有を」

4月19日

湘南を遊び尽くせ

Locomo代表、栗原さん開発

湘南を遊び尽くせ

アプリで地域情報発信

4月19日

各市街地で軒並み上昇

市内公示地価

各市街地で軒並み上昇

住みやすさとブランド影響

4月12日

湘南がプレーオフ進出

プロバスケB3リーグ

湘南がプレーオフ進出

決め手は得失点差「1」

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook