人命救助の技術を競うライフセービングの世界大会に藤沢市を拠点に活動する「西浜サーフライフセービングクラブ」(篠岳瑠理事長)所属の12選手が出場する。9月27日から6日間、イタリアで開かれる大会を前に6日、関係者らが鈴木恒夫市長を表敬訪問。4年ぶりの大舞台を前に選手らが活躍を誓った。
大会は人命救助の基礎体力や4人1組になって要救助者を助けるまでの速さなどを競う20数種目が実施される。2年に一度の開催で新型コロナ禍の影響で4年ぶり。
同クラブからはオープン部門に3人、ユース部門(15〜18歳)に9人が出場。この日は篠理事長(45)やオープン日本代表監督の植木将人さん(43)、選手8名が訪れ各自が抱負を語った。
同クラブは毎夏、片瀬西浜・鵠沼、片瀬東浜の両海岸の安全監視を担っており、先月31日にパトロールシーズンを終えたばかり。オープン日本代表で男子キャプテンの上野凌さん(26)は過去最高成績の総合5位を目標に掲げ、「藤沢市の代表でもあるので、名に恥じない戦いをしたい。個人でも前回より良いメダルを持ち帰りたい」と躍進を宣言。鈴木市長は「海の安心安全は皆様なしには成り立たない。ライフセービング発祥の地の誇りを持って臨んでほしい」とエールを送った。
同クラブは1963年に設立された日本初のライフガード組織。
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