サザンビーチちがさき 今年は12万3000人が来場 昨年比で1万8700人減
今月13日、7月2日から8月31日までのサザンビーチちがさき海水浴場の来場者数が発表された。今年は12万3000人を記録したが、昨年の来場数14万1700人と比べて、約13%減となった。
海開き前から津波や放射能に対する問題が懸念された今シーズン。風評被害対策として県が週1回海水の放射能濃度を測定し、安全性を周知するなどした。また海水浴場津波避難誘導計画の作成や県内では初となる来場者を含んだ避難誘導訓練なども実施した。
今年は新たな試みとして、オープン型ライブステージ「サザンビーチ・ステーション」を開設。連日音楽ライブやイベントを開催し、集客アップに努めた。8月12日からは、海の家も通常午後5時までの営業時間を金・土・日曜限定で午後7時までに延長した。これにより、海水浴以外の客層も取り込むことができたという。
市担当課は「スタート時点では(客足が)好調だったが、今年は2度の台風接近などの悪天候に悩まされる結果となってしまった。しかし観光協会などが企画したイベントが功を奏して、何とかこの数字で歯止めを利かせることができた。震災の風評被害などはあまり受けなかった」と振り返っていた。
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