新庁舎計画を市民へ公開 市ホームページなど
茅ヶ崎市では2011年12月に「茅ヶ崎市役所新庁舎基本計画」を策定し、2012年1月中旬からホームページや広報特集号、出前説明会などを行い市民に計画内容を公開している。
公開されたのは新庁舎の基本的な考え方や整備方針の概要などの内容。また、これまでの事業検討経過や資金計画、今後の事業スケジュールなども示されている。
市施設再編整備課によると、現在は設計者の選考段階で2月中に決定する予定だという。今後は2012年度から建物の設計を行い、2013年度内に新庁舎建設工事に着工する計画となっている。
同計画は市が2009年度に市が実施した耐震診断で、市役所本庁舎の構造耐震指標(Is値)が0.25となり「大震災が起きた場合に倒壊または崩壊する危険性が高いこと」が判明したことを受けて、市庁舎の再整備を進めているもの。
一方では、市庁舎建て替えの反対意見も上がっている。ある市議会議員は「税収減少の中、新たな建設を公共施設再整備事業に位置づけることで他の事業への影響は出ないのか。また、市内が津波で浸水する可能性がある中では、まずは浸水への根本的な対策を進めるのが先ではないか」と疑問の声を投げかけている。
出前説明会も
同計画を市職員が直接市民へ説明する「出前説明会」を行っている。対象者は市内在住、在勤、在学の5人以上のグループ。会場は申込者が用意する。日程調整のため開催希望の一週間前までに同課【電話】0467・82・1111まで申し込む。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|