リタイアえぼし号を遊具に 3月21日から茅ヶ崎公園に設置
市はこのほど、廃車になった「コミュニティバスえぼし号」1台を茅ヶ崎公園(茅ヶ崎市中海岸3の3の11)内のオリーブ広場近くに展示し遊具として活用することを発表した。展示開始は3月21日(水)を予定している。この試みは、子どもたちなどにコミュニティバスに触れてもらい、身近に感じてもらうことを目的とするもの。設置するバスは乗車定員27人(座席13席)のオムニノバ社製マルチライダーで45万Kmを走行し、延べ利用者人数は169万人にのぼる。車体の老朽化や修理費が高額になることなどを理由に廃車となった。コミュニティバスを展示し遊具として開放するのは県内初の試みとなる。
公園内に展示する際は、バスの周りを落書きやいたずら防止のために高さ1mほどのフェンスで囲う。また現在は寒川町内の工場で展示のために内外装の修理・補修作業が進められている。市都市政策課職員は「多くの人が集まる公園に設置することでコミバスに親近感を持ってもらいたい」と話している。
「コミュニティバスえぼし号」は2002年から運行を開始し、まもなく10周年を迎える小型バス。利用者は全路線で236万人(11年度上期現在)となり、市の公共交通としての役割を果たしている。
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