電気使用料のお知らせにある使用量(【1】)と前年使用量(【2】)の差が２カ月連続でプラスで参加できる
茅ヶ崎市では昨年に続き、夏場の電力使用を抑制することを目的にした「ちがさき節電コンテスト２０１２」を実施する。電力需給が不安定になるこの季節、市民に節電を考えるきっかけにしてもらおうというのが狙いだ。
首都圏の電力供給が不足する恐れのあった昨年に実施された同企画。７月からの３カ月間の電力消費を前年ベースで15％削減しようという「かなり厳しい内容だったはず」（市環境政策課）という前回。それでも１００世帯からの応募があり、総削減量は４万３７２１ｋＷｈと大きな節電効果があった。募集時に設問した『我が家の節電アイディア』には「使用するエアコンは日中に１部屋のみ」、「扇風機を活用した」、「炊飯は１日おき」といった、主に家電の使用を工夫する回答が多く寄せられたという。
より多くの参加呼びかけ
今年は参加対象を８月と９月の２カ月間に限定。削減割合も前年より電気使用料が減らせた家庭にエコバッグなどの粗品を進呈するなど、より多くの世帯が参加できるように仕様を変更した。応募方法は東京電力（株）から届く「電気使用料のお知らせ」８月、９月分とコンテスト申請書を10月26日（金）までに同課へ提出する。環境政策課では「電力の供給は回復しているが引き続き節電の意識は必要。様々な取り組みに励んでもらい、節電に協力してほしい」と話している。申請書は同課窓口の他、市内各公民館で配布しているほか、市ホームページからプリントアウトすることも出来る。節電コンテストに関する問合せは同課温暖化対策担当【電話】０４６７・８２・１１１１。
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