「古き良き湘南の風情を伝えたい」と老舗旅館・茅ヶ崎館は8月18日、夏祭り「千波屋納涼会(せんばやのうりょうえ)」を同館で行った。
1899年創業の同館は映画界の巨匠・小津安二郎の定宿として知られており、夏祭りは今年で2回目。「千波屋」という名前は、明治時代の作家・江見水蔭が書いた小説「霙(みぞれ)」の文中で、茅ヶ崎館が「千波屋」という旅館で登場したことが由来となっている。
当日は地域住民らが来場。20mの特大流しそうめんに子どもたちは歓声をあげていた。また、「縁日スペース」では紙芝居やわたあめ、ヨーヨー釣りなどの屋台が出店され、昔ながらの雰囲気を醸し出していた。その他、映画会や昭和歌謡、R&B、レゲエなどのライブも催され、会場は賑わいを見せていた。
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