童謡「赤とんぼ」の碑を建てる茅ヶ崎市民の会(田中賢三会長)が記念誌「山田耕筰と茅ヶ崎」をこの程完成させた。9月25日には田中会長らメンバーが市役所を訪問し、服部信明市長に冊子を寄贈した。
同会は作曲家の山田耕筰が「赤とんぼ」を作った茅ヶ崎の地に市民の力でモニュメントを建てようと活動する団体。今年3月に待望の記念碑が完成し、今回の冊子は完成報告やモニュメントの製作過程などと併せ、山田耕筰の歴史や茅ヶ崎との関わりについてなどもまとめられている。
田中会長は「山田耕筰の歴史などにも踏み込んだことで、内容的に濃いものが出来ました」と挨拶。服部市長も「これまでの活動がまとめられたものとして貴重な資料になっています。市としても山田耕筰と茅ヶ崎について発信が出来る誌面づくりになっていると思います。街にとって替えがたい財産になりました」と話していた。
会では今後、耕筰が暮らした市内南湖に案内板を設置する予定となっている。冊子については市内の学校や公共施設など関係機関に順次配布される予定だ。
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