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測れない「能力」を伸ばす教育を 学校法人平和学園 学園長中山洋司さん
▽…「これからの教育にグローバル化は欠かせません」と、平和学園の中山学園長は話す。アレセイア湘南中学高等学校では、2011年から英国4大学の入学窓口「IFU国際大学連合」と提携して、「国際英語塾」を開講した。ネイティブの教師が指導し、「受験英語を超えた英語力」を目指す同塾。修了生は、提携大への入学推薦が受けられる制度になっている。また、IFUとの調印式を経て、新年度からは、日本で初めてとなる通常授業への「ファウンデーションコース(日本の大学の一般教養課程にあたるプログラム)」導入も開始する。
▽…日本の高校から英国の大学へ留学する場合、ほとんどの英国大学で「ファウンデーションコース」の修了が必要になる。そのため、3月に日本の高校を卒業しても、大学に入学する時期は翌年の9月になる。このプログラムを高校の授業に取り入れることで、従来と比較して約1年間入学までの時間が短縮され、卒業した年の9月に入学することが可能になるという。
▽…幼稚園、小学校、中学、高校まで一貫した教育を行っている同学園。国際化を重視した教育は、幼稚園から始められている。「幼稚園・小学校の児童には、遊びを通して英語を教え、中学・高校になると、ネイティブの教師が英語のみを使って授業をします」。子どもの年齢に合わせ、段階的に教育している。その教育の根底には、「生徒一人ひとりに個性を磨いてほしい」という思いがある。
▽…「私たちは、これから世界を相手に仕事ができる、世界で生きていける人を育てなくてはいけません」と中山学園長。「子どもたちは、試験で測れる学力と、測れない能力を持っています。その能力を伸ばしていくことが私たちの役割。国際化は、その一つの手段だと考えています」
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