東日本大震災で県内に避難してきた人々を支えあう「SDC♡(エスディーシーハート)マミーズ」がこのほど市内東海岸北にサロンを開設した。同サロンは被災者が中心となり被災地や日頃の生活について、地元住民と一緒に情報交換を行う場。子どもの教育相談も行っている。
今回立ち上げの事務メンバーとなったのは、現在も葉山町で避難生活を続ける小畑まゆみさん(福島県富岡町出身)と川崎市高津区で同じく避難生活を続ける八島国子さん(福島県浪江町出身)。「私は被災者を支援するための資格は何も持っていませんが、支援を受けた経験からできることをしたいです」と元気に小畑さん。八島さんは「この雄三通りでサロンを立ち上げましたが、今後は他の場所でも被災者と地元住民がコミュニケーションをとれる場を作るのが理想です」と穏やかに話した。
SDC♡マミーズは、2011年4月設立の東日本大震災で県内に避難する中高生のサポート団体SDC♡から派生。今までSDC♡利用の対象者は避難生活を続ける中高生やその保護者だったが、マミーズに制限はない。避難生活を続ける老若男女が、サロンで被災状況から他愛のない話に至るまで、地元の人と何でも話せる場として開いている。「私たちが(保護者側として)利用した時、色んな話をしてスッキリした。お年寄りもここに来ることが外へ出るきっかけとなれば」と声を揃えて2人は話していた。
同サロンはさんこうビル2F(東海岸北2の1の58)に開設。利用時間は、(月)〜(金)の午前10時30分から午後3時30分まで((土)(日)(祝)は休み)。問い合わせは、SDC♡マミーズ【電話】【FAX】0467・82・0678か【携帯電話】090・9950・1295へ。
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