「歴史振り返る一助に」 加藤さんが市に資料寄贈
ジャズコンサートや絵画展などを行う市内新栄町の「ハスキーズギャラリー」の加藤信吾さんらが4月9日、茅ヶ崎市に山治加藤運送店の団扇などを寄贈した=写真。
これは加藤さんの曾祖父の熊吉氏が、1898年の茅ヶ崎駅開業とともに停車場通り(現・エメロード)の入口で山治加藤運送店を営んでいた際に所有していたもの。
当日は、加藤さんと杉村一憲さんが茅ヶ崎市役所を訪れ、服部信明市長に団扇と「ニッポン号」世界一周などに関わる地図や書籍など当時の資料を手渡した。
加藤さんは「我々は茅ヶ崎人であると同時に日本人として歴史的な資料に目を向け、研究材料などに役立ててくれたらうれしいです」と話した。また服部市長も「街の発展のスタートとなる貴重な資料を、様々な場面で市民の方々に見て頂けるようにしていきたい」と感謝していた。
寄贈された資料は、今後開催される市史講座などで使用される。
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