昨年、一昨年と開催されている「茅ヶ崎南口音楽祭」(通称・ブロックパーティ)の出演アーティストが世代を超えて参加したCDがこのほど完成した。6月19日(水)にテイチクエンタテインメントからメジャー発売されるアルバムのタイトルは「サウス・ヤード・ブロックパーティ・ローカル・アフェア〜メイドイン茅ヶ崎〜」。
今作に参加しているのは年齢やジャンルなど様々なミュージシャンたち。地元でお馴染みのシンガー、テミヤンやブレッド&バターの岩沢二弓らベテランから、山嵐にMoominなど全国区のアーティスト、地元で積極的に活動する若手など全てが茅ヶ崎に縁があって同音楽祭に参加してきたミュージシャンだ。2年間で延べ100組以上が参加している中から17組による全12曲が収録されている。
音楽祭の様子を伝える作品が出来た達成感
この作品は、地元音楽プロデューサーが地域密着のイベント趣旨に賛同し、CD化を発案。大手レコード会社に打診し、発売が決まった。制作面で作品全体をまとめたのが同音楽祭を企画・運営する中村浩久さん=浜須賀在住。アルバムの大半で楽器演奏を担うバックバンド「Stoned Rockers」のベーシストだ。
企画が最終的にまとまったのが4月ということもあり、レコーディング日程など、厳しいスケジュールだったという今回。実際、楽曲のレコーディングやジャケットデザインなどの作業が終了したのが5月末という、まさに出来たてをそのままパッケージングしたアルバムとなっている。
中村さんは「とにかくやってみようということで始めましたが、地元賛歌やベテランと若手の合作など、バラエティ豊富な楽曲が揃いました」と話す。
世代を超えて茅ヶ崎の音楽文化を育んでいこうと継続しての開催を目指している茅ヶ崎南口音楽祭。「CDという形にこだわったというより、このイベントのことを残せるものが出せる達成感があります」と中村さんは話している。
このCDは全国のCDショップやネット通販でも販売が予定されている。
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