子宮頸がん予防ワクチンの接種について、茅ヶ崎市は積極的な勧奨を行わない方針を示した。
これは厚生労働省が、接種後に体の複数部分に慢性的な痛みが生じるなどの副作用が相次いで報告されたため「積極的な勧奨は一時やめる」との意見をまとめ、対象者への接種呼びかけを中止するように自治体に勧告したことを受けての対応。
茅ヶ崎市こども育成相談課によると、市は2011年3月から子宮頸がん予防ワクチンの無料接種を行っており、今年4月からは小学6年から高校1年相当の年齢の女子を対象に、定期接種化している。
2011年3月から2013年4月末までで、市内では15122人が同ワクチンを接種しており、副反応は市が把握しているだけで3人報告を受けているという。
子宮頸がん予防ワクチンの接種は今後も定期接種として継続されるが、同課は「接種を受ける際には、ワクチン接種の有効性及び安全性等について医師から十分な説明を受けた上で、接種を受けてほしい」と呼びかけている。
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