市内は共に増加 昨年の火災、救急出動件数
茅ヶ崎市内の2013年の火災、救急出動状況が先ごろ市消防本部から発表され、火災が65件(2012年比16件増)、救急出動が10321件(同比72件増)だったことが分かった。
2013年に市内で発生した火災は65件で2012年の49件と比較すると約1・3倍増加した。増加の要因として、放火・放火の疑いの原因となる火災が4件、コンロによる火災が8件増加したことなどがあげられる。
また前年は0だった死者数が3人、負傷者も26人(同比18人増)発生した。負傷者の中でも、コンロでの負傷者は約半数にあたる10人という結果を受け、市消防本部では、引き続き注意を呼びかけている。
「2013年は同じ場所で同じようなケース(放火・放火の疑い)の火災が多く発生したということが特徴でした。また自販機が燃やされるといった火災も多発しました。コンロの取り扱いに関する注意も今後強化していていかなくてはいけない」と担当課は話している。
昨年より救急搬送人員は減少
昨年の救急救助出動の状況は、10321件で前年比を72件上回る結果になった。事故種別に見ると、交通928人(前年比23人増)、一般負傷が1414人(同72人増)とそれぞれ増加。搬送した人員数は火災によるものが前年比11人増となったが、急病が6695人で前年の6779人から84人減少したことも一つの要因となり、前年より20人減の9728人となった。
またこのほかにも傷病程度別に目を向けると、中等症が5145人(前年比294人増)、年齢区別分では高齢者(65歳以上)が59人増加の5585人となった。 市消防本部担当課は「通報はあったが、現場での応急処置で不搬送というケースも増加しています。また毎年、軽症者の搬送は減少していますが、全体の約4割を占めているので今後も救急車の適正な利用の啓発、周知を継続していきたい」と話していた。
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