このほど茅ケ崎里山公園倶楽部(小此木宣夫会長)が「みどりの愛護」功労者として国土交通大臣表彰を受けた。それに伴って出席した第25回全国「みどりの愛護」のつどいでは、皇太子殿下と記念植樹も行った。
「みどりの愛護」功労者表彰とは、花と緑の愛護に顕著な功績があった民間団体に対し、その功績を称えて年1回、国土交通大臣表彰を行うもの。緑化推進活動の模範として表彰しており、今年の受賞は全国103団体、神奈川県内では5団体が受賞した。
節目の年に朗報
茅ケ崎里山公園倶楽部は、神奈川県立茅ケ崎里山公園の自然環境などを保全維持する活動を多岐に渡って行っている。2005年創立で、会員は幼児から80代の高齢者まで幅広く、現在は約700人の大規模団体。田んぼ・畑・雑木林・生態調査・企画・広報の6班に分かれ、各分野で四季折々の自然維持作業等を行っている。感謝祭などの催しもあり、多くの会員の参加で賑わうことも多いという。
今年は10周年の節目となることから、これまでの歴史を綴ったものや公園内の植生図鑑などの作成を練っていた最中に今回の朗報を受けた。「私たちは里山の自然と文化を保存・維持するために行動しています。過程を最も大切にしており、このように評価されたことも初めてでとても嬉しい」と小此木会長は語る。「まだやるべきことは沢山あります。この受賞は、半分は功績に対しての評価、残り半分はこれからの期待と激励を込めたものだと受け止めています」と続けた。
皇太子殿下と記念植樹
表彰式は5月24日に徳島県鳴門市で開催された全国「みどりの愛護」のつどいで行われた。神奈川県代表として参加し、皇太子殿下出席の下で記念植樹も行った。「貴重な経験をさせていただき、ありがたいことです」(小此木会長)。各班のリーダーにもすぐに喜びの報告を行ったという。
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