湘南地域の女性42人が所属する女声合唱団「湘南はまゆう」=写真=が、11月24日に香川県内で開催される「第67回全日本合唱コンクール全国大会」に出場する。これは、同コンクール関東大会での金賞の結果を受けたもの。同合唱団がこの全国大会に出場するのは、3年連続6回目となる。
1988年に茅ヶ崎で誕生し現在は全体練習、自主練をそれぞれ週1日ずつ設けている同合唱団。「一人ひとりができることをみんなのために、という気持ちで練習していますね」と鈴木理恵子代表。またメンバーの青山道代さんは「練習に行くと元気になれるだけでなく、お互い客観的に指導し合うことも。楽しさと真剣さの両立が図れていると思います」と話す。
毎年2つの全国コンクール出場を目指すことを軸に活動している同合唱団。10年程前からはボランティア活動も継続し、チャリティーコンサートや高齢者施設訪問を行っている。「ボランティア活動では、訪問先の方に自分たちが励まされることも多いです」と鈴木代表。他にも来年5月には文化会館で2年に1度の定期演奏会を予定し「地元の方に楽しんでもらいたい」と話す。
全国大会では課題曲のほか自由曲「松の針」を披露。「松の針」は宮沢賢治が、自身の妹の臨終の場面を綴った詩が印象的な曲だという。「県・関東大会でも発表してきた曲です。深い思いを込めて歌いたい」とメンバーの田端裕子さん。団員らは「聞き手に伝わる演奏をして、その結果として良い色の賞を頂くことができれば」と意気込んでいる。
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