昨年9月、浜崎真二氏(阪急)の持つ現役最年長勝利記録を64年ぶりに49歳0カ月に更新。球史に新たな歴史を刻んだ中日ドラゴンズの山本昌投手(市内出身)。50歳を迎える32年目の今季も現役最年長投手として更なる高みを目指す。
球史に残る大記録を打ち立てた”球界のレジェンド”が今シーズン(3月27日開幕)に向け、動き出している。昨季は序盤から思うような結果が出せず、9月5日の阪神タイガース戦まで一軍登板はなし。しかしファームで試行錯誤を続けた大ベテラン左腕は一軍初登板で快挙を成し遂げてみせた。
昨季終了後には軽度の網膜剥離が発覚。手術に踏み切り、「もう大丈夫だよ」と今シーズン開幕に向けた視界も良好。オフも休むことなく調整を続けている。
同世代にもエール
昨年11月末に本拠地・ナゴヤドームで行われた球団イベントではステージに登壇。集まった多くのファンを前にトークショーなどに参加した。山本投手は「まだまだ僕たちの世代は老け込む時期ではない。世の中を引っ張っていく気持ちでやらないと」と同世代にエールを送った。自身も活躍する度に同級生などから届く電話やメールが励みになっているという。
今シーズンは白星を挙げた時点でメジャーリーグでジェイミー・モイヤー氏が樹立した世界最年長勝利記録(49歳5カ月)を上回る。山本投手は「一つでも多く勝って優勝に貢献したい」とチームスローガンでもある「強竜再熱」に向け、決意を新たにした。
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