神奈川県はこのほど津波浸水想定検討部会で行われた津波浸水予測の見直し結果を公表した。
2013年12月に内閣府が設置した「首都直下地震モデル検討会」が示した最新の知見が、これまでの県の予測を上回る津波高を示したことから行われた今回の見直し。想定外をなくすという考えのもと、発生頻度が極めて低いものを含めた最大クラスの津波について公表された。
これまで茅ヶ崎市は、市内で起こりうる複数の想定地震の中で「元禄型関東地震と神縄・国府津―松田断層帯の連動型地震」で、最大8mの津波が地震発生後23分で柳島に到達するとハザードマップで示してきた。
しかし今回の発表で想定された最大の地震は「相模トラフ中央地震」で、菱沼海岸に最大で9・6mの津波が16分後に到達するというもの。
発表を受け市防災対策課は「今回の結果はあくまでシミュレーションによるもの。今後県と連携して新たな津波対策を検討していく」と話している。
近隣では大磯町と二宮町が最も高い17・1mと見直されている。
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