黒人教会発祥で、大人数で歌われるゴスペル・クワイヤ(聖歌隊)の魅力を、茅ヶ崎から発信していこうと活動しているWIZ Gospel Choir(ウィズ・ゴスペル・クワイヤ)が結成2周年を迎えた。4月12日(日)に茅ヶ崎市民文化会館小ホールで行われる自主公演もチケットが完売するなど、活動の認知も広がってきた。
ウィズは平塚市にあるゴスペルグループに所属していた佐藤真知子さん(44)=円蔵在住=らが、より本格的な団体を茅ヶ崎で作ろうと2年前に結成。共に歌い、笑い、感動し、と多くの「共に」を増やそうとグループ名をWIZ(With)と付けた。
現在は20代から60代までの主婦や会社員など男女約50人が週1回の練習を行っている。これまでに、ふれあいまつりやユニバーサル音楽祭といった市内イベントの他、横浜でのゴスペルイベントや都内でのクリスマスディナーショーなどにも出演するなど、積極的に活動を続けている。
ウィズの代表を務める佐藤さんは「自己満足ではない愛や希望、恵みといった感謝の言葉が多く用いられるのがゴスペルの大きな特徴です。それらを心の底から発するので、歌う方も聴く方も普段の暮らしなどで勇気や元気が生まれてきますよ」とその魅力を語る。
約20曲を披露するコンサートを控え、佐藤さんは「生で聴く機会は少ないですが、茅ヶ崎にもゴスペルの文化を今後も根付かせていきたい」と意欲を見せる。
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