市内汐見台付近の茅ヶ崎海岸で、旧日本軍のものと思われるライフル実砲48発が発見された。
5度にわたり発見
初めて発見されたのは2月13日午前10時頃。市内在住の70代男性が散歩中に同海岸の波打ち際で発見した。「ライフル用の銃弾が落ちている」との通報で茅ケ崎署の警察官が直行し、5発を確認。神奈川県警本部の危険物取扱い専門員も確認し、雷管の特徴から旧日本軍の実砲と鑑定した。その後、陸上自衛隊駐屯地内で適切に処分されたという。
これに続き、ほぼ同じ場所で2月14日午前7時頃に18発、17日午前8時頃に2発、3月11日午後1時半頃に18発、15日午前9時頃に5発の同型実砲が発見された。同署では「即時対応し、適切な処理を速やかに行った」という。
潮の満ち引きで海岸に流れ着く古い実砲は大量に発見されることが多い。3年程前に葉山海岸で同型実砲が発見されたが、数十発という塊で確認された。今回のように数発ずつ見つかることは珍しく、近年市内で発見の報告はなかったという。同署生活安全課では「劣化している銃弾とはいえ、中に火薬が入っていることもある。爆発の可能性も十分にあり得るので、不審な物を発見したら触らず、すぐに通報を」と話す。
今後、海中も探索
現在、同署では安全のため海上保安庁に発見場所付近の水中探索を依頼している。また、海岸に注意喚起のプレートを掲示。今回の経緯や緊急連絡先が記されている。詳細は同署【電話】0467・82・0110へ。
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