横浜DeNAベイスターズの倉本寿彦選手(萩園中出身)が3月27日に東京ドームで行われたセントラルリーグ開幕戦、読売ジャイアンツ戦に7番・ショートで先発出場した。
球団の歴史を遡ると、ルーキーがショートで開幕戦のスターティングメンバーに名を連ねるのは、前身の大洋ホエールズで野口善男さんが出場して以来、44年振りの快挙となった。
「緊張はしていたが、思ったよりスムーズに試合に入ることができた」と振り返るプロ入り初の開幕戦。集まった4万人を超える大観衆の前で迎えた5回表の第二打席。1アウト一、二塁からライト前にプロ入り初ヒットを放ち、チャンスを広げた。記念のボールとバットは招待していた両親に試合後にプレゼントした。「まずは一本出てよかった。両親も喜んでくれていると思います」と笑みを浮かべた倉本選手。
翌日の第2戦はノーヒットに終わったが、「打席に立つごとに振りはよくなっている」と話し、この日も試合後には居残りで約1時間、打撃練習に励んだ。そして迎えた3月29日の第3戦。倉本選手は4打数3安打の固め打ちを披露。守備でもヒット性の打球を2度ダイビングキャッチするなど攻守に渡り、存在感を見せた。年間143試合を戦うプロ野球。今後も茅ヶ崎が生んだ”ハマの背番号5”に注目だ。
(3月31日起稿)
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