茅ヶ崎市立北陽中学校女子ソフトボール部(山ノ井徹監督・部員40人)が、4月29日から5月3日に開催された「湘南地区春季ソフトボール大会」で優勝した。同大会には茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市、寒川町から17チームが参加。北陽中は今大会、4月の茅ヶ崎市大会決勝戦で浜須賀中にサヨナラ負けを喫した悔しさをバネに臨んだ。
初戦の清泉中戦(鎌倉)は16対0の3回コールドで勝利。六会中(藤沢)との2回戦では3点リードのまま最終回を迎えたが、ミスから失点し辛くも4対2で逃げ切った。
続く3回戦の松林中戦は前の試合を引きずってか初回に3失点。しかし5回に副キャプテンの藤枝花音さん(3年)の2点タイムリーを含む4得点をあげ4対3の逆転勝利を収めた。
迎えた3日の決勝は、浜須賀中とのリベンジとなった。4回までスコアボードに0が並ぶ投手戦となったが、5回に藤枝さんの3ランを含む5点を先制。7回にもタイムリーなどで4得点。終わってみれば9対1の大差で雪辱を果たした。キャプテンの山本杏さん(3年)は「前回の敗戦が悔しくて練習から態度を変えて取り組んできた。優勝できてうれしい」と話した。
素振りで打撃強化
同チームは、昨年秋の新体制から毎朝200回、昼休み100回の素振りに、100以上の対外試合で経験を重ねてきた。山ノ井監督は「力があるが出し切れていなかった。今回ミスも出たが辛抱強く粘れた」と選手の成長を喜んだ。夏の大会を前に山本キャプテンは「県大会でベスト8まで進んだ先輩たちを超え、監督を関東大会に連れていきたい」と抱負を語った。
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