市内の親子11組が5月9日、下寺尾の畑でサトイモやサツマイモの作付け体験を行った。
これは茅ヶ崎市農業水産課や農業委員会が企画している「2015年度農業・漁業体験プロジェクト」の第1弾。半年間の実体験を通じて、子育て世代に地元の作物を知ってもらい、食べ物の大切さや第一次産業の仕事内容などを学んでもらうことが目的。
3年目となる同プロジェクトは、これまで農業では地元野菜の育成や収穫、調理、漁業では刺し網の水揚げや稚魚の放流など様々な体験を企画してきた。体験を通じて、参加親子の多くが市内産業の重要性を学び、家庭での食育などに役立てているという。
体験に参加した内藤果(このみ)さん(37)は「自分たちが口にするものが、どれだけ大変な世話をかけて育っていくのかを身をもって学んでもらいたくて参加した。学校ではここまで本格的にやらないので、とてもいい体験」と話し、娘の寧々ちゃん(9)と陸大(みひろ)くん(5)も「大変だけど楽しい。大きくなってほしい」と笑顔で話した。
次回は市内芹沢で田植え体験を行う予定。秋まで様々な体験が設けられる。
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