茅ヶ崎駅南口周辺にある市営自転車駐車場の飽和状態を解消するため、茅ヶ崎市では共恵自転車駐車場(共恵1の2の13)を170台分増設。8月1日から供用を開始した。
市営の自転車駐車場は同駅南口に3カ所あるが、いずれも定期駐車券が完売しキャンセル待ちが出るなど、満車状態が続いていた。このため以前から、市へ駐車台数の増加を望む声が寄せられていた。今回の整備はこの要望に応えたもので、市議会の6月定例会で補正予算が組まれた。共恵自転車駐車場は民設公営のため、地権者が土地と設備を整備し、市が借り上げる方式がとられている。また利用には定期券が必要で毎月、幸町自転車駐車場で抽選販売を受け付けている。
幸町でも増設を予定
今回の整備により駅南口にある市営自転車駐車場の駐車台数は共恵自転車駐車場(264台)、幸町自転車駐車場(2735台)、ツインウェイヴ南自転車駐車場(490台)の計3489台になった。
駅南口の「駐輪難民」解消のため、市では幸町自転車駐車場についても、近接地に約80台を収容する「第2駐車場」の年内開設を目指して整備を進める。
市営の自転車駐車場は茅ヶ崎駅北口に4カ所、辻堂にも1カ所あるが、担当の市安全対策課によればこの5カ所では今のところ駐車台数の不足はないという。同課では「駅北口や辻堂については今後、子育て世代や障害をもつ人にも使いやすい設備の整備を進めることで、引き続き『自転車のまち茅ヶ崎』を目指していきたい」と話している。
茅ヶ崎市内の自転車保有台数は、1世帯あたり2・38台(2014年4月策定「第2次ちがさき自転車プラン」より)。
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