茅ヶ崎ゆかりの俳優・興行師で「オッペケペー節」で知られる川上音二郎が翻訳したシェイクスピア劇「正劇オセロ」の上演が、9月26日に行われた。
これは「音貞オッペケ祭」の催しの一つで、音二郎が実際に稽古した茅ヶ崎館で上演された。シーンによって同館内の床の間や縁側、庭などへ舞台を移し、同館全体を使用した公演となった。横浜からの来場客は「普通の舞台にはない迫力を感じた」と話していた。
終演後開かれたパーティーには、役者やスタッフ、関係者のほか観客も参加。来賓の服部信明茅ヶ崎市長は「今までの茅ヶ崎を知り、これからの茅ヶ崎を作るこの上演は貴重」と話した。
このほか同祭では、音二郎・貞奴夫婦に縁ある市内各所の散策会や、同館に宿泊する催しを実施。「近代演劇のバックヤード」として茅ヶ崎をアピールする機会となっていた。
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