茅ヶ崎市内で介護保険サービスや家事代行・産前産後のケアなど独自のサービスを展開している「NPO法人ワーカーズ・コレクティブ一心」(長谷悦子理事長)が設立20周年を迎え、このほどグランドホテル神奈中平塚で記念式典を催した。
1996年に「高齢化社会が進行する今、茅ヶ崎に助け合いの仕組みづくりが必要」と18人のメンバーで組織を立ち上げ、2002年にNPO法人を取得して介護保険サービスを始めた。現在のメンバーは41人。「自らも地域の一員として、サービスを受ける立場で考える」との思いでサービスに取り組み、利用者も約100人にまで拡大した。
関係者55人が出席した記念式典では、勤続表彰や一心の歴史を振り返る映像上映、メンバーによるコーラス、大抽選会などが行われ、終始盛り上がりをみせた。長谷理事長は「これからも地域との繋がりを深め、介護保険制度の改正で地域の介護サービスが後退することのないよう市に働きかけていきたい」と話している。
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