国民一人ひとりに番号を割り当てることで社会保障や税、災害対策などの行政手続きを簡素化する「マイナンバー」の運用が1月1日から始まった。個人番号が記載された通知カードの配達は昨年11月に完了したが、茅ヶ崎市には発送総数の約1割が返戻されてきている。
茅ヶ崎市の通知カードの配達は、昨年11月17日から30日にかけて行われた。発送総数は10万2929通。このうち郵便局での保管期間超過や宛先不明などの理由で全体の9・3%にあたる9538通が市役所に返戻された。茅ヶ崎市では通知カードが返戻された対象世帯に封書で受け取りを呼びかける文書を送り、分庁舎5階に開設している「マイナンバー通知カード・個人番号カード交付窓口」で通知カードの引き渡しを行っているが、1月18日現在までに受け取りに訪れた数は3558通で、転出分等を除く約5000通が未交付のまま保管されている。市担当課は「ある程度は返戻されてくると予想していたが、未配達の通知が予想以上に多かった。市民の皆様には特別な事情がない限り、早めの受け取りをお願いしたい」と話している。
個人番号カード申請は約1万件
個人番号と共に顔写真や個人情報が記載され、本人確認書類として使用できる「個人番号カード」の申請件数は、1月18日時点で9954件だった。
市では郵送・スマートフォン・パソコン・申請に対応している市内の証明用写真機から個人番号カードの交付申請を受け付けている。申請者には1月下旬から順次「個人番号カード交付通知書」を郵送していく予定。
問い合わせは茅ヶ崎市マイナンバーコールセンター【電話】0570・01・0178へ。コールセンターの開設時間は平日午前8時30分から午後5時と、第2・4土曜日午前8時30分から正午まで。
(1月18日起稿)
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