中野さん（右）と三瓶さん
南阿蘇村から茅ヶ崎市に一時避難している中野玲菜さん（38）がフェイスブック（ＦＢ）グループ「茅ヶ崎＆寒川が大好き」で被災の様子を伝える投稿を４月26日から行っている。
中野さんは茅ヶ崎市出身で５年前に南阿蘇に転居。今回の地震で避難所や車中泊生活を余儀なくされ、夫は仕事のため３人の子どもと一緒に実家のある茅ヶ崎市に22日から避難していた。
友人のＦＢを通じて同グループの募金活動を知り「地元に支援してくれる人たちがいる事を知りうれしかった。自分も活動に参加したい」とグループの募金活動の事務局（旭が丘）を４月26日に訪れた。
事務局の三瓶健治さん（51）は「被災地の現状を知り、グループでもシェアすべき内容と感じた。当事者として記事を投稿して欲しい」と茅ヶ崎・寒川と被災地をつなぐ協力を依頼。中野さんは地震発生から現在に至るまでの様子を綴る投稿を始めた。
現在、小学校５年と２年の子どもは平和学園小学校で受け入れ、授業を受けている。中野さんは「みなさんの支援を被災地の仲間にも伝えたい」と話している。
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