茅ヶ崎市内の情報をソーシャルメディアで発信している市民団体「メディア茅ヶ崎」(藤川忠彦代表・管理人7人)が運営するフェイスブックページ「茅ヶ崎情報」が4月25日にフォロワー2万人を達成した。
藤川さんは25歳の時に楽曲制作会社を設立後、IT関連や音楽誌出版など複数の会社を経営してきたが「都心にばかり集中していたメディア。『ローカル』という視点がこれからは必要」と2007年、46歳の時にウェブを活用し非営利で運営する「メディア茅ヶ崎」を設立した。
翌年にフェイスブックページ「茅ヶ崎情報」を開設し、1日1投稿を基本に市役所のHPや各団体、お店のブログなどから「行ってみたい」「美味しい」「面白い」「役に立つ」情報を選び発信した。有志の仲間も集まり、動画共有サイト「ユーストリーム」などを使った番組作りも2010年から開始。市民リポーターが話題のお店やイベントの様子をリアルタイムで伝えた。
転機となったのは2011年の東日本大震災。市内が混乱する中で計画停電や原発などの情報を整理し伝えたことで信頼を得て「地域メディア」として市民に認知されるようになった。
さらに半年前よりフェイスブックと動画を連結させると勢いは加速し、動画視聴が3万ビューを超す日も。ページ登録者は2万人に到達し、現在もファンを獲得し続けている。
「フォロワーの4割は市外の人。茅ヶ崎市に住み、働く魅力を伝えることで、転居を決める人が増えればうれしい。茅ヶ崎のキュレーションメディアとして今後も仲間と活動を続けていきたい」と藤川さん。
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