茅ヶ崎市民文化会館で2月16日、「第5回ローカルファーストシンポジウム」が開催された。主催はローカルファースト研究会(淺野真澄代表)。ローカルファーストとは地産地消や地域活性など自らが住む地域を大切にする様々な価値観を創出しようというもの。淺野代表は「皆さんの一つひとつの意識がまちを良くし、まちを守っていくことになると思う」とあいさつ。
当日は、豊かな長寿社会のモデルとして全国から視察が殺到する高松丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造氏を招き「持続可能な新しいスタイルの再生まちづくり」をテーマに講演。古川氏は冒頭で「取り組みの核心部分が土地問題の解決にあった」と紹介。「定期借地により『土地の所有権と使用権の分離』を行い、地権者の出資で作ったまちづくり会社が土地の使用権を持つことで業種の再編成を可能にした」と古川氏。その後も同方式で再開発が行われ、商店街には広場やイベントホール、大型病院と連携した診療所など様々な都市機能を導入、今後は生鮮市場、温浴施設、保育園や高齢者福祉施設なども取り入れる予定だという。
また、講演後には一般財団法人ローカルファースト財団の亀井信幸理事長をコーディネーターにパネルディスカッションを開催、多彩な意見交換を行った。
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