茅ヶ崎市の鶴嶺西地区と小出地区で、このほど住民・警察・行政による「不法投棄合同パトロール」が初めて行われた。
対象となったのは、市内でも不法投棄が多く発生している地域。茅ヶ崎市環境事業センターによれば「市内の不法投棄は数こそ減少傾向にあるものの1回当たりの量は増加している」という。これまでに大きなものでテレビや冷蔵庫、バイクなどが投棄されている。
鶴嶺西地区では2月11日にパトロールを実施。萩園自治会と環境指導員、今宿自治会長、茅ケ崎警察署員、市環境事業センター職員の約30人が参加した。参加者は2手に分かれ、ごみ拾いをしながら、過去に不法投棄のあった地域を巡回した。萩園自治会の成瀬清自治会長は「この辺りは街路灯がなく、夜は真っ暗で住民の目が届きづらい。パトロールは犯人を捕まえるのではなく、不法投棄をしにくい環境を作ることが目的と思っている」と話した。
合同パトロールは26日に小出地区でも行われ、17自治会からの28人を含む40人が参加した。同センターは「この取組みを周知し不法投棄の防止につなげるためにも、今回の結果をフィードバックした上で今後もパトロールを継続していければ」と話している。
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