振り込め詐欺被害を未然に防いだとして5月12日、茅ケ崎警察署(山口達夫署長)から寒川郵便局(荒井澄子局長)へ感謝状が贈られた。これは、4月24日に同郵便局へ来店した75歳の男性が携帯電話で通話しながらATMの操作に困惑している様子だったことから、窓口職員の高橋昇さん(59)から男性へ声掛けを行ったもの。男性が「息子が知り合いの保証人になり、お金をおろさないといけない」と事情を話したことから詐欺と疑い警察へ通報。駆けつけた警察官とともに男性を説得して被害を阻止した。高橋さんは「普段からお客様への声掛けを大切にしてきたことで、未然に防げて良かった」と話した。
今年、茅ケ崎署管内の同詐欺の発生件数は54件(昨年同期比33件増)、被害総額は約1億2500万(同約5680万円増)で県内ワースト1、阻止は14件となっている(5月11日時点)。山口署長は「詐欺防止に感謝している。今後も地道に詐欺を減らす取り組みを続けていく」と話した。
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