毒を持つ南米原産の外来種「ヒアリ」が、各地の港などで相次いで見付かり、話題となっている。
神奈川県でも7月14日、環境省が横浜市の横浜港内で実施した緊急調査で個体が確認された。発見されたのは一般市民の立ち入りが制限されている港湾エリアのコンテナターミナルで、確認された幼虫やサナギなどを含む700個体以上はすでに処分されている。
同省は「地域に定着している可能性は低い」と発表しているが、万が一ヒアリを発見した際は、同省自然環境保全課野生生物グループ内に設けられたヒアリコールセンター【電話】045・210・4319への連絡を呼びかけている。
市内では未確認
茅ヶ崎市保健所環境衛生課は、19日にホームページ上にヒアリの特徴などを示した情報を掲載した。市内と寒川町内では24日時点で、まだヒアリは報告されていないが、「ヒアリかもしれない」などの問い合わせは今月に入り約10件あり、また実物の持ち込みも2、3件ほどあったという。
同課は「ヒアリと思われる個体を発見した際には、保健所に連絡があれば、まずは顕微鏡などで確認します。毒があるため、刺激をせず、直接手では触れないで」と呼びかける。同課への連絡は【電話】0467・38・3317へ。
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