室田小学校の校庭で、2月10日に「乳搾りと子牛とのふれあい体験」が行われた。これは、児童の父親たちで組織される「室田小学校おやじ倶楽部」(部員14人)が主催し、茅ヶ崎の畜産環境への理解や地域交流を深める目的で実施されたもの。
当日は、市内甘沼の柿澤牧場の柿澤博さん(53)らの協力のもと、集まった同小1・2年生の児童とその保護者100人以上が、一人ずつ乳搾りを体験。子牛とのふれあいでは聴診器を使って心音を聞き、児童らは心音が聞こえると笑顔を見せていた。
参加した1年生の近藤美和さん(7)と花房さくらさん(7)は「思っていたよりも牛は柔らかかった」「乳搾りは急に牛乳が出てきてびっくりした」と感想を話した。7代目部長の浅海清高さん(46)は「おやじ倶楽部は数カ月に1回程度、地域の学びと交流の場となるイベントを企画している。子どもたちが楽しんでもらえたのが何より。畜産を身近に感じる経験が成長に役立てば」と振り返った。
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