いま最も注目を集める新進気鋭のアーティストの１人。茅ヶ崎市民なら馴染み深い、雄三通りやサザン通りなどの壁画アートは彼の作品で、街中を散策しているとＲＹＵ ＡＭＢＥの息吹に存分に触れることができる。
創作活動をしながらアルバイト生活を送っていた20代前半。夢を追い続けるか迷っていた最中、描きためたスケッチブックを片手に藤沢にある画廊に飛び込んだ。とんとん拍子に個展が決まり、結果大盛況。「この世界で勝負する」。心が決まった瞬間だった。トムとジェリーの作者ハンナ・バーベラのキャラクターに幼い頃から魅了されていた彼が描くポップで独創的なキャラクターたちは、スケッチブックを飛び出し、縦横無尽に外の世界で遊びまわっている。
ポンキッキーズ（ＢＳフジ）へのイラスト提供をはじめ、ＣＡ４ＬＡやジャーナルスタンダード、ＲＶＣＡなど多数のアパレルやショップとコラボ商品を発表。今夏は音楽フェス・サマーソニックの公式グッズも手掛けた。
アメコミなどに影響を受けた彼の作風。「やっぱりアメリカで勝負したい気持ちがあります」。ふわりとした雰囲気の好青年には、情熱や意気込み、もちろん野心も行動力もある。来月はＬＡとメキシコのギャラリーに売り込みに飛び立つ。
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